TKMデジカメ山歩き 2016/5/5(木)
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快晴
金剛山
スタート:水越TN西口 →
ルート :↑丸滝谷、↓念仏坂、↑中尾根、↓カトラ谷・青崩道
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は ( こちらを参照 )
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  07:09   ① 石筆橋 1:31 - 1:31   出発時間 06:05 14:50
   08:40   ② 丸滝 到着時間 07:00 16:10
1:28 - 2:59  
1125m  10:08   金剛山 P1125(葛木神社) 片道距離 43 ㎞ 43 ㎞
0:31 - 3:30  
   10:39   ④ 伏見峠 往復距離 85 ㎞(AVG= - )
0:15 - 3:45  
760m  10:54   ⑤ 登山口(中尾根・細尾谷)  
0:45 - 4:30  
   11:39~12:23 0:44 ⑥ 国見城跡  
0:10 - 4:40 0:10
   12:33~12:50 0:17 ⑦ お花畑(カトラ谷)  
0:50 - 5:30 1:00
   13:40   ⑧ セト ASC(総上昇)プロトレック 1275 m
0:21 - 5:51 1:21
   14:01   ⑨ 青崩道途中 石ブテ林道下降口 DSC(総下降) 〃 1300 m
0:38 - 6:29 1:59
   14:39   ⑩ 石筆橋 総上昇量(GPS) 1307 m
  7:30 1:01   6:29 -     移動距離(GPS) 16.6 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 水越トンネル西口 ⇔ 《旧R309折返し》


駐車場

石筆橋の少し東側に路駐


ルート

P → 《丸滝谷》 → 丸滝 → 中尾ノ背出合 → 太尾塞跡 → 六道ノ辻 → 大日岳 → 国見城跡 → 葛木神社(金剛山) → 湧出岳 → 伏見峠 → 《念仏坂》 → 中尾根・細尾谷 登山口 → 《中尾根》 → 金剛山遊歩道出合 → 国見城跡 → 《カトラ谷》 → お花畑 → 黒栂林道出合 → セト → 《青崩道》 → 石ブテ林道 下降口 → 《石ブテ林道》 → P


記録

金剛山の二輪草が見ごろを迎えてる との情報をネットで見たので、急遽その二輪草を見に金剛山に行くことにした。

カトラ谷のお花畑は帰路に寄ることにして、丸滝谷ルートの丸滝を登り詰めた所にある お花畑? も気になるので、往路は丸滝谷から登ることにした。

水越トンネル西口から旧R309に入ると、朝早く着いたにもかかわらず既に多くの車が路駐していた。
列の先頭の石筆橋の少し上側(東)に当方も路駐。


石筆橋を渡り、石ブテ谷の右岸側の林道を詰めて林道終点から渡渉し、渡った沢の左岸側を遡る。
途中で2度ほど沢の中を歩き、石ブテ東谷・中尾ノ背・丸滝谷の分岐で右の丸滝谷に入ると、それ以降は沢の中を遡って行く。
幾つかの谷分岐があるが、全て本流側を遡る。踏み跡・テープがあるので迷う事はない。

遡るにつれ小滝がいくつか出てくるが、登りづらい所には、お助けロープがあるので、ロープの強度を確認しなるべくロープに負荷をかけないようにしながら越えて行く。
左手に大きな岩に流れる滝(下の丸滝)を見て、少し遡ると、前方に賑やかしいテープが見えてきた、丸滝だ。

テープがないと、単に大岩に水が垂れ流れている程度なので、とても滝とは思えない。
この岩(丸滝)はとても登れないが、奥の右側に3本重ねの丈夫なロープが設置されているので、それを頼りにロープをシッカリと掴み足場をブレないように安定させながら登る。

丸滝の上に上がり、チョロチョロと流れる沢を遡ると、やがてそのチョロチョロ水の流れもなくなる。
次第に傾斜がキツクなり、V字状の溝の中は、花崗岩が風化して砂地化しており滑りやすくなる。ロープが設置されているので、時折それを頼りに登る。
長いロープが4連チャンあり、そこを登り詰めるとV字の谷が終わる。その上に上がると、気になっていたお花畑?だ。しかし花はほどんど咲いていなかった。

お花畑?の先から、左にロープ場のある所を登りきると、中尾ノ背に合流した。
そのまま上に行くと六道ノ辻であるが、左の石ブテ東谷の源頭部方面に向かった。その源頭部を過ぎそのまま進むと、ルートは次第に薄くなってくる。山腹を踏み跡を拾いながら巻いて行くと、太尾塞跡の少し上に出た。

そこから山頂を目指す。
大日岳でオニギリで小腹を満たし、国見城跡に着くと 9時59分、10時のライブカメラ撮影に多くの人がポーズをとっていた。

葛木神社に寄り、いつも通り山歩きの無事を祈願する。裏参道から降りて下のブナ林より葛城山を見ると山頂のツツジが赤く色づいていた。

湧出岳の一等三角点にタッチし、ちはや園地に出て、いつもなら金剛山遊歩道経由で国見城跡に戻るのだが、まだ時間が早いので念仏坂を下り中尾根から登り返して国見城跡に戻ることにして、その周回に入る。
気候が良いので、頑張って歩けたので、320mの登り返しがあったが 1時間とチョットで国見城址まで周回する事が出来た。

国見城跡は人でイッパイ。
ベンチは当然空いていなので中央の草地にレジャーシートをひいて昼食。今日は天気が良く・風もなく・気温も丁度良いので、昼食後にコーヒーを喫してマッタリと休憩。

のんびりと昼食休憩をした後、今日のメインのお花畑を見にカトラ谷に向かう。
国見城址の下の広場からカトラ谷に向かうと、多くの人とすれ違う。皆さんお花畑の二輪草が目当てだ。
階段状の急坂を多くの人とすれ違いながら下ると、フラットな所に入る。お花畑だ。
多くの人・団体さんが寛いだり、お花畑見学をしていた。
当方もイッパイに写真に収める。
ルートの脇道に入ると、ヤマシャクヤクが数輪咲いているのにも出会えた。

お花畑の見学を終え、あとは帰るのみ。
カトラ谷を下っている最中にも多くの人が登ってくるのに出会う。

黒栂林道にぶつかり、右にその林道を登って行き、セトへ向かう。150mほどの登りを一気に登り、一息整えたのみでそのまま青掛道を下る。
そのまま最後まで青崩道を下らずに、途中で石ブテ林道に下る分岐に入り、石ブテ林道を経由してスタート地点に戻った。

 
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石筆橋の少し上(東)に路駐
朝早く到着出来たのに、既に多くの車が路駐していた。

大堰堤
雲一つない上天気だ

林道終点
以前鉄板橋があった所。渡渉し左岸側の山道に入る

途中で2個所ほど沢の中を遡る

石ブテ東谷(左)・中尾ノ背(中央)・丸滝谷(右)の分岐点。
右の丸滝谷に入ると、この先はズーット沢歩きになる

谷分岐
何個所か谷分岐があるが、全て本流側の谷に入る

小滝
右側にお助けロープ有
この先にいくつか小滝があるが、全てお助けロープあり

ここも本流側に

右側にお助けロープ有

この滝にも右にお助けロープ有

左側から回り込んで

下の丸滝
比較するのがないので分かりにくいが、かなり大きな岩に流れる

丸滝
滝と云うと水が勢いよく流れ落ちるのを想像するが、いつ来ても(今回で3回目)チョロチョロ

丸滝の奥(右側)から登る
3本重ねのロープをシッカリ掴み、足元を安定させて登る。

チョロチョロと谷を流れていた水も、ここで無くなり、この先は砂地・崩れた花崗岩の中を歩く

傾斜がキツクなると、ロープが出現。

ここでアリジゴク帯は終わり
この上が、お花畑?

谷から上がると、お花畑が
しかし、ここのお花畑は全く花が咲いていなかった

中尾ノ背に合流
左側から上がって来た。右正面が中尾ノ背の下り

石ブテ東谷の源頭部
中尾ノ背の合流点から、六道ノ辻に向かわず、左側の石ブテ東谷の源頭方面に入る

太尾塞跡
石ブテ東谷の源頭部から、踏み跡を拾いながら山腹を巻いてくると、太尾塞跡の上部に出た。

この右側から出てきた。
左上が山頂方面

六道ノ辻

大日岳
快晴の天気であるが、空気が濁っているのか大峯山地はボヤケテ見える

国見城跡
10時のライブカメラ映像に、大勢の人がポーズをとっていた

転法輪寺
ほら貝の音とお経の声が聞こえたので、来てみたら

葛木神社(金剛山の最高点)
いつもどおりに山歩きの無事を祈願

裏参道下のブナ林より
葛城山のツツジが色付いている

湧出岳
金剛山の一等三角点はココにある

ちはや園地
いつもはここから金剛山遊歩道で国見城跡に戻るが、時間があるので、念仏坂を下り、中尾根から登り返す事にして、伏見峠に向かう

伏見峠
右に折れ、コンクリートの念仏坂を下る

香楠荘尾根への念仏坂からの取り付き口

中尾根・細尾谷(シルバーコース)・香楠荘尾根への登山口

中尾根分岐
右に丸太橋を渡ると細尾谷へ。
ここは左の中尾根に登る

金剛山遊歩道に合流

15°丁度良い気温だ

再び国見城跡に
ベンチがイッパイなので、中央の草地にレジャーシートを敷いて昼食

雲一つない・風もない・気温も丁度良い
靴を脱ぎマッタリと昼食と食後のコーヒー

富田林方面
空気が澄んでいないので大阪湾・神戸・六甲方面までの展望はない

カトラ谷のお花畑に到着
ここまで何人もとすれ違い、ここも人の多いこと


カトラ谷の ニリンソウ・ヤマシャクは、ページ下の「山で出会った 花・生き物」に

水場

黒栂林道に合流

左にセトに向かう

セトは2組ほど休憩していたが、そのまま通過し、青崩道を下り、ココで青崩道を別れ、右に石ブテ林道に下る

急斜面を下るが、丸太階段で整備され、ルートは明確

林道終点にあった流された橋の所に着地

右側から下りてきた
左はイシブテ尾根新道・石ブテ西谷ルートへ

この上に橋があったが、流されて放置されている

無事スタート地点に戻る
まだ多くの車が駐車していた
 
 
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山で出会った 花・生き物

つるきんばい(蔓金梅) バラ科

??

たちつぼすみれ(立壺菫) スミレ科





??

おうぎかずら(扇葛) シソ科

??

やまねこのめそう(山猫の眼草)
ユキノシタ科







えんれいそう(延齢草)
ユリ科

ゆきざさ(雪笹) ユリ科

にりんそう(二輪草) キンポウゲ科

やましゃくやく(山芍薬) ボタン科

やまぶき(山吹) バラ科
 
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